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シンスプリント②

こんにちは!理学療法士の浦上です。

 

今回は前回記載したシンスプリントのタイプ分類、タイプ別のコンディショニング・トレーニングについて、詳細を記載させて頂きます。

 

 

<<①一般型>>

一般型は、脛(すね)の筋肉や骨膜(骨を包む膜)が損傷され痛みを生じます。

一般型を発症する選手の特徴は、筋力が弱い、足指がかみやすい、女の子走りのような不良フォーム、などが挙げられます。このような身体機能が弱った状態で練習を続けた場合、脛の筋肉や骨膜に負担をかけ続け徐々に発症します。

 

復帰期間の目安は約2です。

ただし、痛みの程度や重症度、発症後の対応により復帰期間は前後します。

 

一般型は、痛みでパフォーマンスが落ちているかどうかで、練習に参加しながら治すか、それとも練習を制限し治療に専念するべきか、判断します。

 

痛みでパフォーマンスが落ちる場合、ダッシュやジャンプを制限します。その間、筋力強化などのトレーニングをし、再発予防のカラダ作りをすることが必要不可欠です。

痛くてもパフォーマンスが落ちていない場合、コンディショニングとトレーニングを併用すれば練習を続けながら治すことが可能です。

 

具体的なコンディショニング・トレーニング内容は、

①アイシングとストレッチ

②弱化し、脛に負担をかける原因となった筋肉の強化

③足指をかませずに力を入れる練習

④脛に負担をかけている不良フォームの修正

などがあります。 

 

 シンス一般型.png

 

 

 

<<②重症型>>

重症型は骨組織を損傷し、疲労骨折の前駆症状として痛みを生じます。

重症型を発症する選手の特徴は、身体が硬く、走ったりジャンプの着地の際に衝撃吸収ができず、「ドスン」と着地するなどといった問題から骨に負担をかけ発症するとされています。

 

復帰期間の目安は約2~3か月です。

ただし、痛みの程度や重症度、発症後の対応により復帰期間は前後します。

 

重症型は精密検査で正確な診断を受けたならば、約4週間ダッシュやジャンプは禁止し、骨が治癒するまで待たなければいけません。またその間に柔軟性などの改善に努める必要があります。

 

具体的なコンディショニング・トレーニング内容は、

①炎症期はアイシング

②負担をかける原因となった筋肉のストレッチ、関節可動域改善

③衝撃吸収を目的とした練習

④脛に負担をかけている不良フォームの修正

などがあります。

 

シンス重症型.png 

 

 

 

シンスプリントの一般型・重症型を見分けるには、一般的な病院で行われるレントゲンだけでは不十分で、精密検査( MRI )が必要になります。

 

しかしせっかくMRI撮っても、病院では練習を休むように言われるだけで、適切な休養期間や、選手の弱点・それを改善するために必要なトレーニングを教えられない病院・治療院も多いです。これまで記載したように、シンスプリントには2つのタイプがあり、それに応じたトレーニングをしなければ再発してしまいます。

また、コンディショニングやトレーニングはブログでは記載することが難しい細かい部分も注意しながら行う必要があります。 

もし、再発に苦しんでいる選手は一度当施設を訪れて頂き、適切なトレーニングをしてベストパフォーマンスを出せるよう一緒に頑張りましょう!

 

 

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引用・参考文献

復帰を目指すスポーツ整形外科 Medical view P281-284

八木茂典、宗田大、ほか:下腿のスポーツ外傷・障害.シンスプリントの重症度評価.関節鏡.33:191.2008

八木茂典:下腿のスポーツ外傷・障害.スポーツトレーナーマニュアル,改訂第二版,南江堂, in press.

八木茂典:シンスプリントの重症度分類と治療.sportsmedicine,126:21-22.2010

Walsh W,et alMusclekeltal injuly in sports. The physician's handbook,Hanley&Belfus,1990

Anderson MW.et al:Shin splints.MRI appearance in a preliminary study.Radiology.204:177-180.1997

Kijowski R,et al: Validation of MRI Classification System for Tibial Stress Injuries.AJR Am J Roentgenol.2012.

 

 

 

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。理学療法士 浦上剛

 

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 フィジオセンター盛岡

 TEL019-681-6647

 住所:岩手県盛岡市向中野2丁目56-7

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< キーワード : シンスプリント 、 タイプ 、 トレーニング >


こんにちは!理学療法士の浦上です。


突然ですが、脛(すね)の内側が痛くなったことはありませんか??

 

シンスプリント.jpg        シンス疼痛部位.png


試合や合宿が多くなるこの時期は、特に疲労が溜まりやすくシンスプリントと呼ばれる脛の内側が痛むケガが増える傾向にあります。シンスプリントはダッシュやジャンプを繰り返す種目に多く発生し、陸上競技やバスケ、野球、サッカーなどの種目によく見られます。

 

選手や指導者の方々もシンスプリントという名前聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?しかしシンスプリントには2つのタイプがあるということはあまり知られていないようです。

 

2つのタイプというのは①一般型と、②重症型に分類され、それぞれ傷めている部分や原因が異なるため、タイプに応じたコンディショニング・トレーニングを行う必要があります。このタイプに応じたトレーニングをしなければ、休んでも完治せずすぐに再発してしまい、復帰しては休んで...を繰り返しがちです。では、どのようなことをすれば再発しにくく、全力でプレーできるような身体になるか...

 


 

タイプ分類の詳細や、再発予防トレーニングなど、この続きはまた次回UPさせて頂きます。

 

最後まで御覧頂き、ありがとうございました。

 

シンスプリントのコンディショニング、トレーニングでお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

 

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